14の精神疾患と闘ってきた47歳彼女の壮絶な半生

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匿名さん



14の精神疾患と闘ってきた47歳彼女の壮絶な半生 | 「非会社員」の知られざる稼ぎ方

瀧本容子さん(47)は23歳からフリーライターをしている。ペンネームでは“タッキー”を名乗っていることも多い。昨年、ライター歴24年目にして、初の単行本を上梓した。『アイアム精神疾患フルコース』(彩図社)…
一部抜粋

「リタリンを吸引し続けると、眠気と倦怠感が吹き飛ぶんですね。3~4日なら完徹(完全な徹夜)で仕事ができたし、疲れもほとんど感じませんでした。ほとんど食事もせずにすんだし、収入も増えました。夢のような薬だと思いました」

ただもちろん、そんな夢のような薬はあるはずもなく、強い反動が瀧本さんを襲った。

鼻で吸引していることから、粘膜をやられてしまいずっと鼻水が出ているような状態だった。ポケットティッシュでは間に合わず、トイレットペーパーを持って歩いていた。

薬が切れかけの時には、頬を擦り傷だらけに自傷した。

(略)

「飲酒のせいで体調が悪くなり、膵炎の疑いで検査を受けたんです。検査を受けたらたしかに急性膵炎ではあったのですが、後に膵臓がんであることが判明しました。医者いわく飲酒やドラッグとは関係なく発生したがんだそうです」

膵臓がんは非常に見つかりづらいがんだ。見つかった時には手遅れということも少なくない。

結果的に、アルコール依存症だったことが膵臓がんの発見を早めた。

かかりつけの医者も、『なんて悪運が強い』と驚いていた。

ただもちろん、健康体になったわけではない。医者には、

『膵臓がんの5年後の生存率は10%です。その期間に脳梗塞や脳血栓を起こしたら100%死にます』
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