匿名さん
■男子の身長の伸びが止まった「若者の給料」と同様に、30年間伸びていない「若者男子の低身長」問題(荒川和久) - 個人 - Yahoo!ニュース
モテる男の条件に「高身長」があった時代は今は昔。近頃の若い者男子の身長は伸びるどころか低身長化している。
日本人男性の平均身長は、明治時代から100年間で約15cmも伸びた。しかし、その身長の伸びが近年止まってしまったどころか、逆に若干低身長化の傾向にあるという事実をご存じだろうか?
最近、ツイッターで「身長170xmに満たない男は…」発言に対する炎上案件が発生していたが、2019年時点において、20歳以上の男性の平均身長は、167.7cmにすぎない。平均が170cmにも達していないのが事実である(2019年厚労省「国民健康・栄養調査」より。2020年はコロナ禍のため調査自体府実施)。
■出生と関係する成人身長
こうした若者男子の低身長化の原因とはなんだろうか?
30年間身長が伸びていないことと、30年間若者の給料があがっていないことが奇しくも一致する点も興味深いのだが、それ以外にも、栄養の偏りなのか、運動不足なのか、はたまた、スマホなどの影響による睡眠不足なのか。要因はいろいろ考えられる。ただし、国立成育医療研究センターの見解によれば、子どもたちの低身長化は「低出生体重児」の増加であるという指摘もある。
若者の低身長化は、モテるモテないの話ではなく、健康や寿命の長さの問題かもしれず、注意が必要である。こうした状況が続くと、人生100年時代なんてやってこないかもしれない。