匿名さん
2021年12月。殺処分を逃れドックレスキューハグにやってきた、ビーグルのおばあちゃん「小雪」に異変が起こりました。老犬捨てる人が増加…保護して16匹看取ってきた代表「飼い主に見せたい。最期までこんな立派に生きたよと」 | 東海テレビNEWS
『老犬捨てる人が増加…保護して16匹看取ってきた代表「飼い主に見せたい。最期までこんな立派に生きたよと」』
塚本さん:
「小雪が食べないなんて…。何でも欲しがって、何でも食べる小雪が、もう食べない…」
患っていた腎不全が悪化し、何も口にできなくなってしまいました。
塚本さん:
「いくら点滴やっても口から栄養取らないと…。あとどれくらい時間が残されているかわからないけど、最期までみんなでサポートしたい」
そして、何も食べられなくなってから2週間。3キロ以上痩せてしまった小雪は、とうとう寝たきりに…。そして、年が明けた1月10日に、眠るように旅立ちました。
塚本さん:
「終生飼育ってよく言うんですけど、飼い主の義務。小雪がどんな思いでセンターに入って、飼い主さんを待って…。飼い主に見せてあげたい。こんなに最期まで立派に生きたよって」
塚本さんたちは、9年間の活動で保護した276匹のうち、小雪のような老犬を16匹看取ってきました。
塚本さん:
「寂しいから犬が飼いたい人もいるけど、それは欲であって…。15年後を考えたときに、その子の面倒が看られるか…。『飼わない』選択をされる方も。その選択が正しいと思います」
家族に見放されて最期を迎える犬がいなくなるまで、塚本さんたちの活動はなくなりません。