匿名さん
NGワードの一つは「○○ちゃん、就職したんだって」とか「△△くん結婚したらしいよ」など同世代と比べること。また、「これからどうするの?」「お父さん、もうすぐ定年なんだけど」「もううちにはお金がない」などプレッシャーをかけるような声掛けもNGだ。背中を押すつもりが逆効果…ひきこもりの子を追い詰める親の"最悪の声かけ" 「これからどうするの?」は絶対NG
不登校やひきこもりになった子供に、親はどう接したらいいのか。高校2年生で不登校になり、30代までひきこもりを経験した林恭子さんは「ネガティブな言葉は、傷口に塩を塗り込むようなもの。同世代と比べたり、プレッシャーを与えたりするのは逆効果だ」という――。
親にすれば少し背中を押して動いてもらおうという思いで出る言葉だろうが、これはプレッシャーというよりは脅しであり、本人をよりひきこもらせるには効果的だが前に進んでほしいと思うなら最悪の言葉かけである。
また、「学校行かなくていいし、仕事がつらいならしばらく休めばいい。でも、せめて朝は起きよう。散歩くらいはしよう」というのもNGで、そんなことができるならとっくにやっている。
ではOKワードは何かというと、社会問題や話題になっている人の話、本人の好きなことや趣味についてなどだ。
実はひきこもりの人は投票率が高いといわれることもあり、社会問題に関心がある人も多い。ニュースなどをよく読み世の中の動きに敏感であり、自分事として政策や福祉の在り方などに関心を持つとも考えられる。
また、ゲームを一日中やっているようだったら教えてもらって一緒にやってみるとか、本人の好きなことについて聞いてみたり教えてもらったりするのもいい。スマートフォンやパソコンに詳しい当事者もいるので、習ってみるのも良いと思う。