匿名さん
まず考えられるのは、露出の機会に大きな差があった点だろう。特に顕著な違いが見られたのが、メダル決定戦後に選手を表彰するフラワーセレモニーの場面。東京五輪では花束「ビクトリーブーケ」が手渡されていたが、北京五輪では花束の代わりにビンドゥンドゥンの人形が贈呈され、「マスコットセレモニー」の様相を呈していた。爆売れ中の北京五輪の「ビンドゥンドゥン」と存在感なき東京五輪の「ミライトワ」 人気に差がついた理由〈dot.〉
北京五輪の様々な場面で話題をさらったパンダのマスコットキャラ「ビンドゥンドゥン」。グッズ売場では長蛇の列ができ、「1人1個まで」の購入制限がなされる...
露出機会に恵まれたビンドゥンドゥン。一方、東京五輪のミライトワは五輪の開会式・閉会式にすら顔を出さず、出番がないことが話題に。初の大舞台は最後の最後、パラリンピックの閉会式だった。そしてビンドゥンドゥンと比べても、選手との絡みは見られなかった。
「東京五輪の時期はコロナの感染者が増えていた中で、開催自体に様々な意見がありました。五輪の公式キャラを持って外に出れば、五輪の開催に賛成ですという“意見表明”ととられてしまう可能性がある。感染状況が深刻化しているときに付けるのは控えたほうがいいかなといった心理が働いて、購買にブレーキがかかったのでは」