匿名さん
近所の人と話している最中に脳梗塞で倒れたお母さまのもとに着いたものの何も考えられずにいたところ、病院側が提携している葬儀社を紹介され、そのまま依頼することに。早速かけつけた葬儀社の人の案内で、斎場にある安置室に向かうことになりました。急逝した母の葬儀費用がなんと「220万円」! 業者に丸投げしてしまった「一人息子の後悔」(安部 由美子) @moneygendai
私は葬祭コーディネーターとして、葬儀社で働く従業員の育成に努めています。そのため、一般の皆さまから葬儀費用にまつわる相談を受けることがあります。今回ご紹介するのは、母親の葬儀費用が想像していた額より100万円以上も高かったという、ある男性の事例です。将来、大切な人を見送るときに後悔しないための参考にしてください。
泣くこともできず、頭の中が真っ白になった状態で、すぐに打ち合わせが始まったそうです。
しかし、打ち合わせとは名ばかりで、今思い返すと金額設定の話はなく、単に日程だけの話だったといわれます。
費用はだいたい、いくらくらいになるのか聞いてみたそうですが、次の言葉が返ってきたそうです。
「終わってみないと合計金額はわかりません。大丈夫ですのでお任せください」