匿名さん
■想定外の世代からの依頼が後を絶たず介護も納骨も丸投げ「老親を捨てたい」費用約100万円の“終活代行”へ依頼する人が増加した理由 | 週刊女性PRIME
「親との縁を断ちたい」「お金を払うから親の後始末をしてほしい」そう言って、約100万円費用がかかるという終活代行サービスへ依頼する人が増えている。その多くは、40代、50代の女性たち。話し相手にもなりたくない、介護もしたくない、静かに死んでくれたら―。そう追い込まれる心理に何があるのか。
「もともとは、身近に介護や看取りを頼れる人がいない70~80代の“おひとりさま”に向けて代行サービスを行ってきました。しかし、一昨年くらいから30代後半~50代の“子ども世代”から、親のことを全部お願いしたいという依頼が急増。これは想定外でした」(一般社団法人LMN代表・遠藤英樹さん、以下同)
相談に来る人の8割は女性。50代が最も多いと話す。
なぜ、代行業者に親を“丸投げ”する人が増えているのか。遠藤さんは“家族の形の変化で女性が1人で背負う負担が大きくなりすぎた”と指摘する。
「40~50年前は、きょうだいも子どもも多くて、親の面倒を見る“人の手”がたくさんありました。でも、核家族化が進み、今はおよそ2人で1人の高齢者を見ている換算に」
■「自分の居場所は隠して介護施設へ」「親が死んだら連絡を」と望む子ども
■子に捨てられると悟る親世代の相談も増えた
…介護には、これが正しいというマニュアルはない。介護施設選び1つとっても、初めてではわからない点が多く、生活の多くの時間や気持ちを割かれることになる。
「誰かの手を借りることは、決して悪いことではない」