匿名さん
さて、この「客払いの半分がキャストの取り分」というのが罠なのだ。店舗は時折新規客向けに割引サービスを実施する。「ご新規限定! 60分無料!」「新人セラピスト限定! コース料金半額!」などである。男性向け風俗店では、こういったキャンペーンを打った場合、店の取り分を下げて従業員には通常通りの給料を払うものなのだが……。「女性用風俗」で働く男たちの過酷な労働環境 | FRIDAYデジタル
いま”買い手市場”と言われる「女性用風俗」。デリヘルの男女逆転版というと分かりやすいのだが、さぞ従業員は儲かると思いきや、深刻な搾取構造が取り巻いていた。現役セラピストが稼げない実情を訴える――!
「払われないんですよ、ウチは。客が払った金額のキッカリ半分しかもらえない。たとえば、90分で予約した客が60分無料サービス券を使った場合、料金は5000円で、俺の取り分は2500円だけです。何のために風俗で働いているんだろうって思いますよ。よく調べないでこの業界に入ったことをマジで後悔してます」
そうこぼすのはセラピスト歴半年のハジメ(仮名、21)だ。ハジメは現役の専門学校生。奨学金を借りているが生活費が足りず、女性風俗店の扉を叩いた。俳優を目指しているというハジメは、授業の合間をぬってほぼ毎日出勤している。