匿名さん
子どもの発達や成長を促す大切な仕事は、やりがいがある。だけど、給与は手取りで月17万円ほど。時給に換算すると900円程度と、学生時代にアルバイトをしていたレストランの時給より安いことに気がついた。保育士の約7割が「辞めたい」 平均給与は25万円弱、「私ってバイト以下」と感じる人も〈AERA〉
業務量は増えるのに、低賃金のまま。コロナ禍で、保育士が悲鳴を上げている。岸田政権は処遇改善に取り組んだというが、このままでは保育の質の低下が懸念...
しかもコロナ禍以降、今まで以上に業務量が増えた。消毒、換気、子ども同士が「密」になるのを防ぐ……。日々の業務に忙殺され、事務作業は時間外労働が当たり前となった。
一人暮らしの部屋の家賃は月5万円。お金のやりくりが厳しい時、昼食はカップラーメン一つ。最近、余裕がなくなったのか、自分でも笑顔が出なくなったと思っている。こんな先生でごめんねと思いながら、子どもたちの前でどうしても心から笑うことができない。女性は言う。
「頑張ってきたけどそろそろ限界。保育士を辞めたいです」