匿名さん
実際のモラハラは「察してくれない怒り」から始まる。新型モラハラ「察して病」のリアル…モラハラ加害者が頭の中で考えていること(トイアンナ) @moneygendai
「モラルハラスメント」という言葉もかなり一般に広まってきた。しかしその実態については、まだまだ誤解を抱いている人も多い。数多くのモラハラ被害者、加害者と接してきた筆者いわく、モラハラは「察してkれない怒り」から始まるケースが多いという。いったい、どういうことだろうか?
モラハラ加害者は「なぜ自分の状況を理解してもらえないのか」に怒りを抱く傾向にある。
たとえば、
・一日中買い物をして疲れたのに、まだもう一店舗行こうとパートナーが言った
・育児で疲れているときに、相手が飲み会で遅く帰ってきた
・体調が悪くソファで横になっていたら「家事を手伝ってよ」と言われた
モラハラ気質を持っている人は「疲れたから休みたいよ」というメッセージを発することができない。代わりに、「なぜ自分がこんなに疲れているのに、そんなことを言うんだ」とキレてしまうのだ。
キレ方は人によってさまざまで、そのままヒステリックに怒鳴ることもあれば、怒りのあまりだんまり(無視)を決め込む人もいる。たびたび実家に帰ることもある。そして、相手が「なぜ自分を怒らせたのか」を察して謝罪するまで、許すことはない。
こういった行動パターンを筆者は「察して病」と総称している。相手へ自分の疲れ、ストレスを上手に伝えることができず、「なぜ分かってくれないのか」という怒りをアウトプットしてしまう。そして、相手がどんな地雷を踏んでしまったのか「察して」謝罪をするまで許さないのだ。