匿名さん
「年金」の目減りがそれほどひどくなさそうな50代に比べて、40代は、本気で年金の目減りを覚悟しておいたほうがいいようです。年金給付額の下落が止まらない…40代が悲惨な老後を避けるための「3つの大原則」 小泉内閣が導入した年金カットの仕組み「マクロ経済スライド」
厚労省の「財政検証」は、2040年の年金受給額は15%前後目減りし、2060年には30%ほど目減りすると予想している。現役世代の老後はこれからどうなるのか。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「いまの40代は本気で年金の目減りを覚悟しておかなければならない。老後になって慌てないために3つの大原則を徹底してほしい」という――。
というのも、年金そのものの目減り率が50代よりも高いのに加えて、「年金額」の基準となる給料が、50代ほど多くならないことが予想されるからです。
また、今の40代は、正社員ではないフリーランスの比率も50代よりも高い。そうなると厚生年金に入っておらず、国民年金に加入している人も多いので、もらえるのは老齢基礎年金だけという人も多いからです。
(中略)
日本年金機構の「年金ネット」に登録すれば、40歳でもウェブで年金額の見込みを試算することはできます。ただ、年金をもらうのが30年後ということになると、その時の状況などは誰もわかりません。
ですから、もらえる年金はざっくり今の収入の4割ほどと見込み、あとは、次の3つを徹底しておきましょう。
①70歳まで働く
②夫婦で働く
③住宅ローンなどを返しておく