匿名さん
今回のような奨学金のバラマキは、「とりあえず大学は出ておかないと」「周囲が進学するから自分も進学する」「就職に有利だから」「親が行けというから」といった「なんとなく進学者」を増やすように思います。「むしろ高所得世帯にバンバン振る舞ったほうがいい」給付型奨学金を親の年収で制限するおかしさ 親の年収より子の学力、意欲を基準にすべきだ
政府は親の年収が380万円~600万円の家庭を対象とした給付型奨学金の拡充を検討している。米国公認会計士の午堂登紀雄さんは「日本の未来のための投資なのだから、親の年収制限を設けるのはおかしい。本人の意欲と成績を基準にすべきだ」という――。
そういうなんとなくの進学では、在学中もなんとなく過ごしてしまい、何ら武器になるスキルや経験を身に付けておらず就職活動で苦労する、あるいは返済可能な収入を得られる仕事に就けない人を増やしてしまいかねません。
そう考えると、将来一定金額以上の収入に達したら返済が始まるという「出世払い方式」が有効なのか疑問です。
主婦(主夫)が配偶者控除から外れるのを避けるために、パートなどのシフト調整をして年収を抑える人がいるように、返済義務から逃れようと収入が低いままでいいや、という人が出るかもしれません。