匿名さん
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/05040600/
現在30歳でパパ活歴10年のアユミさん(仮名)も最近、被害に遭ったひとりだ。
「一昨年1月、パパ活のグループLINEで出会った50代のIT企業の役員と称する方と“お食事で2万円”“オトナで5万円”の条件で3ヶ月ほどお付き合いしました。そんななかで“いま期待されている分野の注目IT企業”の名前を挙げて投資を持ちかけられたのです。熱心に勧められ、話も具体的だったので、パパ活のことは内緒にして母に相談したところ、自らの投資信託を解約して1500万円を私に預けてくれた。それを50代男性の口座に振り込んだのですが、半年後に入るはずの配当金は入らず、そのまま音信不通となり、一切の連絡手段が絶たれてしまいました」
途方に暮れたアユミさんだったが、被害を回復するためにもパパ活は続けていたという。そして約1年後に出会ったのが、投資コンサルタント会社社長を名乗る藤田実(仮名、64歳)だった。
「(略)詐欺に遭ったことを話したら、とても親身に聞いてくれて“君が詐欺に遭ったのはたまたま悪い奴に目をつけられたから。決して君の責任じゃない”などと優しい言葉で慰めてもくれました。“俺が責任を持って債権回収をする。なんなら月30万円で俺の愛人にならないか”とも提案してきて、債権回収の話に一縷の望みをつないでしまったのです」
すると、数日後、藤田は「債権回収するにも経費が必要だから」と100万円を要求してきたという。