匿名さん
一方で、世間をざわつかせたのが、国家公務員の夏のボーナス。管理職を除く平均支給額は58万4,800円(平均年齢34.2歳)で昨年と比べて11.5%減、金額にして7万6,300円の減少となりました。ボーナス減少は2年連続のことです。平均給与41万円…国家公務員、夏の賞与大幅減に「もうやってられない!」過酷な現状|資産形成ゴールドオンライン
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公務員の給与は民間準拠となっているので、「なぜ?」と思った人もいたことでしょう。これは民間企業との格差解消のため0.075ヵ月分、引き下げとなったこと、さらには昨年8月に人事院による0.15ヵ月分の引下げを行うという勧告によるもの。今回支給される国家公務員のボーナスは、コロナ禍の2020年8月から2021年7月までの民間のボーナス支給実績が反映されるため、民間企業からだいぶ遅れて賞与減となったわけです。
このような時差があるため、大手民間企業では大幅増、国家公務員は大幅減となった、今年の夏の賞与。公務員の給与に関してはときに批判の声があがることもありますが、昨今の急激な物価高のなかでの賞与減に、今回はさすがに同情の声が多く聞かれました。
公務員といえば、安定・安泰、特に不景気のときには人気が高まるといわれてきましたが、昨今は志望者の減少が深刻化しています。そこにきて、センセーショナルに報じられた賞与減のニュース。公務員離れはさらに加速するのでは、と心配されています。