あれから2年…愛され続ける俳優・三浦春馬が、「真のスター」だと断言できる理由

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匿名さん



あれから2年…愛され続ける俳優・三浦春馬が、「真のスター」だと断言できる理由(折田 侑駿) @gendai_biz

俳優の三浦春馬さんがこの世を去ってから早くも2年が経過したが、今でも喪失感を抱いているファンは多い。その一人でもある筆者が、あらためて「俳優・三浦春馬」のスター性について振り返る。
彼がほかの同世代の表現者とは違ってどうしても特別視してしまう理由を、『キンキーブーツ』を通してようやく理解した。

どの作品にも高いプロ意識を持って臨み、筆舌に尽くしがたいパフォーマンスを実現させてきた彼だが、目の当たりにしたその一つひとつのパフォーマンスを含めて、無謀にも彼のすべてを語ろうとせずにはいられないのだ。そしてこのような状態になるのが筆者だけではないところに、三浦さんが「真のスター」である理由があるように思う。

俳優・三浦春馬のすごいところは、ファンの一人ひとりがそれぞれに、彼の魅力を語る“自分の言葉”をきちんと持っていることなのだと思う。筆者が執筆するメディアに合わせてアプローチを変えるように、彼を想う数多くのファンがそれぞれの視座からいまこの瞬間も自分の言葉をしたためている。つまりファンの数だけ、具体的な“三浦春馬像”があるのだ。

仕事で言葉を扱う者や映画・ドラマの目利きだけでなく、あくまでもいちファンの人々が“自分の言葉”を持つことができる存在こそが、「真のスター」なのではないだろうか。極端な例かもしれないが、松田優作や尾崎豊などがこれに当てはまるだろう。彼らは時代を超えて愛され続け、筆者のように生前の姿を知らない者にもその功績が語り継がれている。そして彼らのことは誰も語り尽くすことができない。「真のスター」とは、容易に語ることのできない存在なのである。
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