匿名さん
弁護士ドットコムニュースも、名誉毀損と認定された投稿や、そのアカウントを確認したが、なかなか口にするのもはばかられるツイートが繰り返されていた。法務部はこのように説明する。三浦春馬さんの死から2年、アミューズが「ネット中傷」「陰謀論」と本気で戦うワケ - 弁護士ドットコムニュース
人気タレントを多く抱える大手芸能事務所「アミューズ」が、ネット上の誹謗中傷への対応を粛々とおこなっている。エンターテインメント企業として、ファンによる自由な言論を歓迎しつつ、会社や役員、所属アー...
「アミューズの施設内に、犯罪行為に使用されている地下室があるという趣旨のツイートについて、裁判所が、アミューズの施設内にそのような地下室があるという事実は認められないという判決を出しました。
裁判所が証拠として採用した資料によれば、年少者を含む多数のアーティストが所属する芸能事務所であるアミューズについての上記のような虚偽情報をアーティストや関係者が読んだ場合には、信頼関係にひびが入るおそれがあることや、年少アーティストの活躍が阻まれてしまわないかについて、アミューズの経営陣は心を痛めています。
犯罪行為に使用されている地下室があるなどと言われたアミューズの施設へは、外部からの問合わせや、それを素材にした動画を作成して再生回数を稼ごうとするユーチューバーまで出現していて、近隣住民にも迷惑が掛かっています」
アミューズがたびたび強調するのは、「度を超えた」投稿を対象にしていることだ。
「ファンの皆様からの叱咤激励や言論活動を阻害するつもりは毛頭なく、法的措置等の対応をしているのは、『度を超えた』事例に対してです」(法務部)
先の判決からわかるとおり、ここでいう「度を超えた」ものにあたるのは、企業が犯罪行為に加担しているといった指摘もその一つだ。
開示手続きによって特定した投稿者に損害賠償を求めたことはまだないが、複数の案件で検討が進められているという。また、民事だけでなく刑事でも、警察に告訴状の受理申し立てをしたこともある。
誹謗中傷への取り組みは、自社だけでなく、芸能界全体における課題として認識し、使命感をもってあたっているという。