匿名さん
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07230800/
元学会幹部によると、最大の“敗因”は池田大作・名誉会長(94)の「長きにわたる不在」だという。
「学会員に占める2世・3世の割合が増えた近年の選挙と、池田氏が健在だった00年代までの選挙を比べると、その内実には隔世の感があります。池田氏から直接“薫陶”を受けた第一世代は池田氏の号令のもと、一致団結して選挙運動に邁進した。その原動力は“池田大作先生に喜んでいただきたい”との一心でした。その池田氏が表舞台から去って以降、学会の統率力に陰りが見え始めたのは否定できません」
「創価学会にとって選挙は学会員を再結束させる一大宗教行事でしたが、その際に号令を発する池田氏という指揮官の不在で、選挙活動のエンジンがかかりにくい状況に陥っています。さらに自公政権の常態化で公明党が“保守色に染まってきた”と感じ、反発を覚えている学会員も少なくない。連立与党にとどまりながら、カリスマ不在のなかで学会との距離をこれ以上広げないようにどう取っていくか。これから公明党は非常に難しい舵取りを迫られることになります」(政治アナリストの伊藤惇夫氏)