匿名さん
我が家には、5人の子どもがいる。予定では2人か3人と思っていたのだが、気がつけば5人になっていた。子どもたちからすると、親がプロ野球選手かどうかは関係ない。家にいる時間はプロ野球選手ではなく子どもたちの父親なので、父親として当たり前だと思うことをやってきた。習い事の送り迎えも、できる時はするし、運動会の日が休みであれば、もちろん行く。リクエストされたことには、可能な限りなんでも応えるスタイルだ。「手を抜くわけにはいかない」運動会で他の保護者をごぼう抜きにした“元阪神・鳥谷敬”…彼がわが子に伝えたかったこと | 文春オンライン
「親父にしてもらったことを自分が子どもたちにするという形で返していきたい」――虎のレジェンド・鳥谷敬は父親からどんなふう育てられ、そして5人の子どもたちにはどんな教育を施しているのか?彼が野球、人生、…
運動会で親が参加する種目に出場し、全力で走って、他の保護者をごぼう抜きにしたことがあった。そこまで本気を出さなくても……と思われていたかもしれないが、普段から自分が子どもたちに「なんでも手を抜かず、全力でやれ」と言っているのに、自分が手を抜くわけにはいかないので、全力でやっただけだ。
子どもたちが、特別にうまく育ってくれているとは思っていない。元気だったら、それでいいとさえ思っている。唯一の願いとしては、何かスポーツをやってほしいということぐらいだ。まだ下の2人は小さいので、体操教室や水泳教室に通っているぐらいだが、上の3人は野球、サッカー、新体操と、それぞれスポーツをやっている。特別にすごい選手じゃなくても全然いい。スポーツを通じて学べることはたくさんあると思うので、それを少しでも感じてくれればと思っている。