大麻、コカイン、ヘロイン、危険ドラッグ、MDMA…すべてを経験した男が「二度と御免」と話すクスリの名前

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匿名さん



大麻、コカイン、ヘロイン、危険ドラッグ、MDMA…すべてを経験した男が「二度と御免」と話すクスリの名前 「あれはドラッグじゃない、ただの毒」

違法薬物のなかで最も禁断症状が激しいクスリはどれか。元厚生労働省麻薬取締部部長の瀬戸晴海さんは「さまざまな薬物を経験し、慢性中毒に陥って命を落とした薬物乱用者がいる。彼は、ヘロインは効果が切れた後の苦しみが激しく、『二度と御免だ』と語っていた」という。瀬戸さんの新著『スマホで薬物を買う子どもたち』(新潮新書)より紹介する――。(2回目)
私が何度か逮捕し、また、病院に搬送した薬物乱用者に健太という男がいます。生きていれば40代後半になりますが、残念ながら一昨年、心筋梗塞で命を落としました。原因は覚醒剤の過剰摂取と推察されます。

健太は学生時代にバックパッカーとして東南アジアや欧米各国を旅しました。そこでまず大麻を覚え、その後、覚醒剤、コカイン、MDMA、LSD、ヘロインと次から次に新しい薬物を経験。危険ドラッグやペヨーテ(アメリカ南西部からメキシコ中部を原産とするウバタマサボテン。メスカリンという麻薬幻覚剤を含有する)まで経験したと聞いた時は、さすがの私も驚きました。

「禁断(退薬症状)が一番きついのはヘロインだね。心も身体もズタズタになる。ヘロインを注射するとなんとも言えない暖かさと幸福感が味わえるけど、効果が切れた瞬間、一気に地獄に突き落とされる感じ。骨や臓器がバラバラに引きちぎられるような激痛に襲われてね、皮膚も冷えきって体毛が逆立つんだ。涙と鼻水が止まらないし、下痢だって続く。“助けてくれ、許してくれ”と何度、神様にお願いしたことか。解毒施設に入所して何とか立ち直ることができたけど、ヘロインだけはもう二度と御免だね」

「ちなみに、危険ドラッグは本当に危ないよ。アメリカにいるとき、“合成大麻”と呼ばれるスパイスゴールド(商品名:合成カンナビノイド類の一種がハーブに添加されている)を試してみたけどさ。たった2、3服で意識がブッ飛んだ。大量に吸引した友達が突然、“ウォー!”と喚きながらバスの下に潜り込んで、地面に頭をぶつけだしたこともあった。血だらけになっても、なおガンガンと叩きつけている。危険ドラッグは簡単に人を狂わせてしまうドラッグだ。使用者は“ゾンビ”と気味悪がられていたし、流行期には多くの死者が出てるだろ。あれはドラッグじゃない、ただの毒だよ!」
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匿名さん

大麻、コカイン、ヘロイン、危険ドラッグ、MDMA…すべてを経験した男が「二度と御免」と話すクスリの名前:コメント2
なるほど、ヘロインは最悪だ。しかし、タバコやアルコールより大麻、LSDが安全という事実も知っておく必要はある。
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