匿名さん
●1時間の散歩の翌日から3日間、ほぼ寝たきりになったコロナ後遺症 自殺者も出る事態に 回復と再発を繰り返す”もぐらたたき”に医療現場が警鐘
医療関係者などおよそ900人が参加して開かれた、東京iCDCの新型コロナウイルス後遺症セミナー。 その中で、後遺症外来で知られる「ヒラハタクリニック」の平畑光一院長は、後遺症について、倦怠感、気分の落ち込み、思考力の低下など14の症状を挙げた。そして「いろんな症状が出たり消えたりするので“もぐらたたき”と呼ばれています」と付け加えた。また、実際に確認された”後遺症”として、●入浴すると1日寝込む ●1時間の散歩の翌日から3日間、ほぼ寝たきりになった ●ドライヤーを持っていられない ●体のあちこ…
●ドライヤーを持っていられない
●体のあちこちが痛むのに検査で異常が出ない
●3メートルを小走りしただけで1週間足が痛む、などを紹介。
平畑院長は「生活療法が一番大切だが、一番間違えられやすい」と警鐘を鳴らした。 「散歩ぐらい、大丈夫だろう」、そう思って出歩くと、「簡単に寝たきりの方向に行ってしまう」人も少なくないそうだ。
患者に対しては、「だるくなることをしない」「疲れることをしない」と何度も念を押し、「『動くな』ではなく、「動ける範囲、疲れない範囲で」と説明するという。
また、2年半前に、コロナ後遺症と診断された60代の女性が、自ら命を絶ったことも明らかにされた。倦怠感、筋力の低下、気分の落ち込みなどの症状が見られた女性は、周囲の理解を得られないことに苦しんでいたという。