匿名さん
憧れのタワマンで引きこもり状態に 住人から白い目を向けられる母親の余計な一言
多くの人が暮らすタワーマンション。子どもが共用部の物を壊してしまった時に対応を誤ると、思わぬ事態に発展することがあるようです。今回のトラブルは、住んでいるタワマンのエントランスにある美術品を子どもが壊してしまい、保険で補償されたことで一部の住人から反発の声が上がって困っているという女性の体験談です。中目黒「コレカライフ不動産」の姉帯裕樹さんにアドバイスをいただきました。
…息子さんがランプを破損したのはロビー横のラウンジで、長時間泣きじゃくっていたこともあり多くの人が目撃していました。また、裕可里さんは買い物先のスーパーマーケットで知人に会った際にこの話題を出し、「子どものやったことなのに、怒られちゃったわ~」とうっかり話してしまったことがあったそう。その会話を住人の誰かに聞かれてしまったようで、後日、住人主体の会合で破損したランプについて議題に上がったそうです。
金額の大小や保険の有無は関係なく、住人の多くに「子どもを放置していた」「子どものやったことと、謝りもしなかった」と認識されてしまったようです。そのため「きちんと弁償させるべき」という意見が相次ぎました。
「あれから私たち家族を見るマンション住人たちの視線が冷たいように感じます。そのため、コロナ禍もありひたすら家にひきこもっていますね。夫はそんな私を見て『別の場所に引っ越そう。子どもがまだ小さいのに、美術品に囲まれて暮らすなんて無理があったんだよ』と言っています」
暮らしにくさは感じつつも、まだタワマンからの引っ越しを決断できずにいる裕可里さん。「心のどこかで、もう少し寛容になってくれてもいいのにっていう気持ちが消えません」と力なく語るのでした。