匿名さん
就職氷河期はバブル崩壊後、1993年から2005年に卒業した人たちで、1971年~1981年生まれ、2022年時点で41歳から51歳を迎える人たちを指します。新卒求人倍率が下がり続け、2000年には0.9倍まで落ち込みます。さらに15~24歳の完全失業率は、2003年に10%を超え、就職氷河期はピークに達しました。手取り18万円…氷河期世代「もう手遅れ」一生、救われない地獄絵図|資産形成ゴールドオンライン
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正規社員の平均給与は月35万円、手取りにすると27万円、推定年収は522万円。対して非正規社員の平均給与は月23万円、手取りにすると18万円、推定年収で300万円。低賃金のため、日々の生活だけで精一杯で、結婚など考えられず、老後を見据えての貯蓄も進まず……低賃金による負のスパイラルが、いつまでも付きまといます。
氷河期世代の支援を後回しにした結果、「中高年のひきこもりが増加した」「出生数が減少した」「マネージメント層が不足」など、さまざまな弊害が起きています。ただ、いまから苦汁をなめた氷河期世代を救ったところで、これらの問題は解決することはないでしょう。「氷河期世代の支援は具体性にかける」とか「人気取りでしかない」などの批判はよく聞かれますが、支援による効果を考えてみれば当然の話。もう手遅れであり、当の本人たちは諦め(元々、期待していないという声が聞こえてきますが)、できる範囲で将来に備えることしかできないのです。