匿名さん
BA.5に対してはワクチンによる感染予防効果ももちろん重要な要素ですが、従来の変異株と比べると効果が低下しており、また時間経過とともにさらに低下していきます。つまりワクチン接種をしている人は、重症化はしにくいものの感染することはあるということになります。マスクを着けている人が多い日本の新型コロナ感染者数が、世界最多なのはなぜ?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース
これだけマスクを着けている日本で感染者数が増えていることに関連して、マスクの効果に疑問を抱いている方もいるようです。今、日本で新規感染者数が世界で最も多いのは、マスクの効果がないためでしょうか?
一方、同じオミクロン株であるBA.1やBA.2に感染した人は、同じオミクロン株であるBA.5に対しては8割近い感染予防効果があり、感染リスクは約5分の1となります。
アメリカでは多くの人がすでにオミクロン株(BA.1/BA.2/BA.2.12.1)に感染していることから、現在は爆発的な感染には至っておらず、一方で日本は第7波の前までにオミクロン株に感染した人がアメリカよりも多くなかったことから、感染が広がる余地が大きかったということになります(ただし過去の感染による免疫も時間経過とともに減衰しますし、新しい変異株が出現した場合にはアメリカでも再び多数の感染者が出ることになり得ます)。
そんな中に、感染力の極めて強いBA.5が拡大したため今これだけ感染者が増えてしまっていると考えられます。
これに加え、オミクロン株の拡大以降、世界的に検査数の減少が指摘されています。
実際には報告されていない感染者が多く存在し、過小評価になっている可能性が指摘されています。