匿名さん
さらに年金制度は、物価の上昇についていけない仕組みになっています。この先、物価が5%上がったとしても、受け取れる年金額は5%アップしないのです。昨今、物価がどんどん上昇していることから、不足額はもっと膨らむでしょう。また、この支出額には介護費用等、不測の事態の費用は含まれていません。もし要介護状態になったり、大きな病気をしたりすると、もっと不足額は膨らみます。「命尽きるまで働くしか…」自営業者の年金問題、あまりにも少なすぎる受給額【CFPが解説】 | 幻冬舎ゴールドオンライン
年金受給年齢までずっと自営業であれば、年金は国民年金だけ。しかし、令和4年度の年金保険料は月額16,590円、満額の受給額は月額64,816円と、とてもではありませんが、これだけで老後生活を賄うには無理があり、事前に何らかの対策が必要です。しかし、30年にも及ぶ景気低迷の中、思い通りの資産形成が進んでいる人ばかりではありません。厳しい現状を見ていきます。
国民年金のみの受給者の方は、年金をもらい始めるまでにしっかり貯蓄をしておくか、65歳を過ぎてもずっと働き続けるか…。
貯蓄ができたのに、娯楽等で使い果たしてしまったという人は自業自得かもしれません。しかし、貯蓄をしたくても出来なかった人にとって、年金をもらえる年齢を過ぎても働き続けなくてはいけないというのは、酷な現実なのではないでしょうか。