匿名さん
「標準」が変化しない中で、「規格外」とされてしまった妊娠や出産・育児を抱える女性たちは会社からはじき出され、職場に戻れても不安定かつ低賃金な有期雇用の非正規雇用労働者での雇用になった。妊娠は「迷惑」? 非正規雇用に広がる「マタハラ」の実態と解決方法とは(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース
非正規雇用の女性が妊娠を契機にマタハラ被害にあう事例が増えています。非正規労働者が、妊娠や育児を契機に使い捨てられる構図と対応方法について考えます。中には交渉して就労継続および産休・育休を得た事例も。
有期雇用は、契約更新さえしなければ簡単に雇止めできる。会社はその特性を利用し、女性社員が妊娠や出産、家事・育児を抱えた「規格外商品」になるまでは契約更新をして利用するが、妊娠などで「規格外れ」になると、契約更新を拒否して新しい「規格内商品」と入れ替える。こうして「使い捨て型マタハラ」が繰り返されるのである。
(中略)
企業は、競争に打ち勝ち利益を最大限に追及するために、労働者に「働く機械」としての働き方を求めてくる。この「標準」とされる働き方を変えなければ、女性が生理や更年期障害などを理由として不利益な取り扱いを受ける根本的な要因は取り除かれないだろう。