平均給与27万円だが…7割の日本人は「さらに低収入」の理由

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匿名さん



平均給与27万円だが…7割の日本人は「さらに低収入」の理由 | 幻冬舎ゴールドオンライン

メディアでもしばしば取り上げられる日本人の平均給与額だが、実感と異なっている印象を受けてはいないだろうか。給与額の平均ではなく中央値を見てみると、その理由がよくわかる。数字を追ってみよう。
■日本人の7割は「平均値」に届いていない
上記の数値を見て、肌感覚より「高い」と感じた人も多いのではないだろうか。その感じ方は正しい。挙げた数字は全体の平均値であり、「真ん中あたり」の数字とは異なっているからだ。

同調査による中央値の数字を見ると、ちょうど真ん中の所定内給与(残業代を除いたもの)は、26万9,100円で、手取りにする20万~22万円程度。そこから推定される年収は399万3,000円で、ギリギリ400万円に届いていない。

OECDの資料によれば、日本の最低賃金水準(フルタイム従業員の平均賃金:中央値を100とした場合の法定最低賃金の比率)は、調査国31ヵ国中27位となっている。国によって定義や法定最低賃金の制度等が異なることから単純な比較はできないが、日本の給与格差はかなり大きいと考えられる。
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