匿名さん
入学早々、校内で一緒にいた友達が先輩から呼び出しをくらい、殴られてしまったのです。目を付けられた友達はヤンキーグループに引きずり込まれ、一緒に過ごす友達がいなくなってしまいました。「変に目立って自分も目を付けられないように、好きなものや個性を全て隠そう」。大好きだったファッションを封印し、無理して低い声でしゃべりました。個性を隠した ryuchellの中学時代 - Yahoo!ニュース
「高校は自分らしく生きよう」。それが生きる希望になりました。本来なりたかった姿になろうと、夜中にこっそりメイクの練習も始めました。
高校の入学式には髪を赤くして、顔にソバカスを描いて参加しました。派手な格好でヘアバンドをつけ、ツイッターで自分のメイクやファッションを発信しました。中学の同級生は「ヤバいやつ」などと噂(うわさ)していたようですが、ツイッターのフォロワーも2万人くらいに増え、「自分を支持してくれる人がたくさんいる」と思うと、もう全く気になりませんでした。
学校がどれだけシビアな場所か、分かります。そのときの僕は「一つでもしくじったら人生、全部終わる」と思っていました。でも、そうではなかった。