匿名さん
大学教育は、日本と海外ではまったく違っています。海外の大学では、高校までに一方的に詰め込まれるかたちで学んできたことを疑う、あるいは覆すために、ほかの学生や教授を相手に議論を重ねようとします。それが海外の大学教育です。「高学歴なのに話がつまらない人」が日本で大量に生まれる原因
「高学歴の人はつまらない」そんな言説が世間に広まっているが、原因はどこにあるのだろうか。精神科医の和田秀樹氏は、日本の大学教育が抱える問題点を指摘する。
ところが、日本では、大学に入ってからも教授が言ったことを必死にノートにとり、試験でそのとおりのことを書けばいい成績がもらえます。一方、海外の大学でいい成績をとるのは、教授の言うことに反論し、その説を覆してみせる学生なのです。
日本人は上に逆らうとか、自分の頭で考えるといった経験を、少なくとも大学教育まではほとんどしていない、世界的に見てもめずらしい国民です。
海外では、大学や大学院を出ている人のほうが自由な発想をもてるのに対して、日本の場合はどこの大学に入ったとしても自由に頭を使わせてもらえないので、高学歴な人ほど発想力が乏しいなどといわれることになるのだと思います。