賢い若者だけが気づいている「偽りの男女平等」が蔓延する前近代的な日本社会

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匿名さん



賢い若者だけが気づいている「偽りの男女平等」が蔓延する前近代的な日本社会 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい

2021年の世界の国別男性家事負担率、男女の社会的な格差を示すジェンダーギャップ指数で、ともに日本は先進国で最底水準にある。なぜ、こうした男女差別がいまだに根強く残るのか?

日本の会社の特徴は、次の3つだ。


① 大卒の男性と、高卒の男性が課長になる割合は、40代半ばまではほとんど変わらない
② 大卒の女性は高卒の女性より早く課長になるが、最終的にはその割合はあまり変わらない
③高卒の男性は、大卒の女性よりも、はるかに高い割合で課長になる

(中略)

問題なのは、③大卒(総合職)の女性よりも、高卒の男性のほうがはるかに早く課長に昇進することだ。60歳時点では高卒男性の7割が課長以上になっているのに、大卒女性は2割強と半分にも満たない。



身分や性別のような生まれもった属性ではなく、学歴や資格、業績など個人の努力によって地位が決まる社会が「近代」だ。そして近代的な社会では、このようなことが起こるはずはないと山口氏はいう。だが、驚くべきことに、日本の会社はいまだに「前近代」にとどまったままなのだ。
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