“出生前診断”に約7割が賛成派 

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“出生前診断”に約7割が賛成派 「綺麗事を抜きにして、障害を持つ子を育てられるか否かは親の覚悟も心の準備も必要だと思う」意見も|eltha(エルザ)

お腹にいる赤ちゃんに先天性の病気がないかどうかを調べる「出生前診断」。これまでは出産にリスクを伴う“高齢出産”にあたる35歳以上の妊婦や、過去に染色体異常のある子どもを妊娠した経験のある妊婦のみが対象とされていたが、今年の春からは年齢制限がなくなったことが日本医学会から発表された。では、実際に出生前診断について、世の中の人たちはどのように考えているのか。eltha by ORICON NEWSでは、1000名に意識調査を実施した。
今回の調査で「出生前診断をすることについてどのように思われますか?」と聞いたところ、「賛成・どちらかといえば賛成」が全体の71.3%を締め、「反対・どちらかといえば反対」が9.5%にとどまった。年代別に見ると、「賛成・どちらかといえば賛成」は20代が81.1%、30代が78.8%、40代が70.6%、50代が67.6%、60代が62.7%という結果に。年齢に若くなるにつれ、出生前診断をすることに肯定的なようだ。

「愛情だけでは育てられないので、産んでから後悔することのないように選択肢は必要かと思う」(50代女性/東京都)という現実的な意見のほかには、「残念ながら私共夫婦の間には子どもはいないのですが、私は子どもは授かりものという思いがあります。出生前診断で何かあったと診断された場合には、私自身の心が持たないような気がします」(60代女性/千葉県)という率直な意見も。また、「100%信頼できる検査とは思えないのに、検査結果によって中絶をするのは殺人とも言えるし、その選択は障がい者差別だと思う」(60代女性/大阪府)との考えを持つ人もいた。
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