金賢姫・元北朝鮮工作員が堪能な日本語で赤裸々に語った田口八重子さんとの共同生活1年8カ月

金賢姫・元北朝鮮工作員が堪能な日本語で赤裸々に語った田口八重子さんとの共同生活1年8カ月

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匿名さん



「私の判断では、横田めぐみさんも生きている」金賢姫・元北朝鮮工作員が堪能な日本語で赤裸々に語った田口八重子さんとの共同生活1年8カ月 

田口さんは直接「拉致された」とは明かさなかったが、2人の子どもを日本に残してきており、最初に招待所に来た時「幼い子どもがいるから帰して」と泣いたと世話役から聞いた。まだ母乳も出ていたという。「合法的に来たんじゃないな、何か事情があるんだなと思った」。田口さんが酒杯を傾け、遠く離れたわが子の年を数える姿を見ると胸が痛んだと話す。
小泉首相が訪朝した際、北朝鮮は「田口さんは1984年に拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年に交通事故死した」と主張した。だが、金元工作員は「(結婚相手は)その人ではないと思う」と指摘。田口さんは1987年には人民武力部(現国防省)が管理する招待所で暮らしていたとみられ、人民武力部所属の韓国人拉致被害者と結婚していた可能性が高いと見ているという。

その上で「(北朝鮮は)内部の弱点や秘密が公開されるのを恐れ、それを知っている人たちは死亡として帰さないようにした」との見方を示した。田口さんは北朝鮮が認めていない大韓航空機爆破事件につながる人物。一方、北朝鮮が「1994年に自殺した」と主張する横田めぐみさんについて、金賢姫元北朝鮮工作員は「ロイヤルファミリー(金一家)に(日本語などを)教える特別な機関で仕事をやっていたという話もある」と語り、2人とも生きていると強調した。
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