匿名さん
食料関係当局は「長年さまざまな問題を経験してきたが、今回はそれらとは違うと感じている」と話す。異常気象、気候変動、新型コロナのパンデミックによって、世界の物流が混乱した。さらに、ロシアのウクライナ侵攻によって食料品、エネルギー、化学肥料のグローバルな流通網が停滞すると、日本が数十年ものあいだ見過ごしてきた食料供給システムの構造的なリスクが露呈したのだ。日本に迫る「食料危機」に英紙が警鐘…このままでは戦後の「コメとサツマイモの時代」に逆戻り | 円安と物流の停滞で供給システムが大打撃
先進諸国のなかでも食料自給率が低い日本は、エネルギー価格の高騰や24年ぶりの円安、物流の停滞で深刻な食料危機に直面する可能性が高いと専門家たちは危惧している。丹念な取材とデータ収集で、日本の食料供給システムの脆弱さを暴いた英経済紙の記事を紹介する。客を値上げから守ってきた日本のスーパー2022年10月1日、日本のスー…
中国・台湾間の緊張がさらに高まり、台湾海峡で軍事衝突が起きれば、重要な輸送ルートが寸断され、日本の食料輸入は壊滅的な打撃を受けるだろう。国内随一の食料安保専門家は、「農業改革をただちに実行に移さなければ、現代日本の洗練された食生活は、コメとサツマイモでしのいでいた1940年代に逆戻りしかねない」と警鐘を鳴らす。