匿名さん
Charaさん、「私の仕事はCharaでいること」
9月14日(水)から配信されたドラマ『すべて忘れてしまうから』(ディズニープラス「スター」)で、「Bar灯台」のオーナーのカオル役を演じるミュージシャンのCharaさん。二児の子育てをしながら音楽活動を続けてきた彼女に、新しいことへの挑戦の意味や年齢を重ねることなどについて聞きました。
――先ほど「やりたいと思ったらやってみる」という話がありました。telling,の読者の中には「やりたいことが見つからない」「やりたいことはあっても踏み出せない」という女性もいます。メッセージがあれば。
Chara: 私の仕事というのが、“逆”というか、やらなくちゃ始まらないから。心の中に普通は貯めておく言葉を掘り起こしてまでも使う職業とでもいいますか。だから参考になんないかもだけど、筋トレでもイメージしてすれば、思っているような筋肉がつくわけじゃないですか。同じように「こうなったら素敵だな」というイマジネーションや想像力を使って色々できたなら、だいたいは大丈夫と思うんですけど。
もちろん恋愛でも、こういう料理をして彼氏をもてなしたいと思ったときにね。料理のレシピ、それに待たせ方、迎え方という時間の使い方のイメージが大事で。「この人といる時間は素敵」「また同じ時間を過ごしたい」と思わせたいとするならね。引き続き料理に例えたら、その前には自分でまず、おいしく作って、親友に食べもらうとか手順を踏むとか、あるじゃん。今話したような日常に取り入れやすいことから始めるとか色々あると思います。
私の仕事はCharaでいることなので、自分らしく生きることが仕事でもある。その決まった環境で、色んな上司がいて発言しにくかったりするかもしれないけど、「変えたい」ということがあると、「何ができるんだろう」って思いながら始めて、一つ成功すると、その筋肉が心に付くわけじゃないですか。そこから広がるんじゃないかな。