匿名さん
職務質問はやっぱり「見た目」で判断される? 元警察官は「直感と状況のハイブリッドで判断」 - 弁護士ドットコムニュース
職務質問について「どうして私は何度も警察官に声をかけられるのか?」と疑問を口にする人がいます。警察官はなにを見て、声をかけるか否か決めているのでしょうか。令和4年9月、東京弁護士会が発表した「外国...
職務質問の対象者を選別するのは、現場警察官の「直感」です。
職務質問は「人」の傾向だけに頼るのではなく、場所・時間・地域の特性なども加味しなければなりません。外見を発端にして、そのほかの「周囲の事情」が合わさることで合理性が生まれます。
たとえば、単に「ラテン系の服装だから」というだけで対象者とするのではなく、薬物乱用の場となっているという情報が挙がっているクラブから出てきた、周囲を警戒している素振りで警察官の姿を見るなり進行方向を変えたなどの状況があればどうでしょう?
視覚から得た情報と経験から生じた直感を周囲の状況に照らして「怪しい」と判断したなら、職務質問は適法です。