匿名さん
すでに米国では2年前にオンライン薬局「アマゾンファーマシー」が立ち上がり、処方薬のデリバリーサービスを行っている。プライム会員は送料無料。24時間年中無休で薬剤師が患者の相談に応じる。さらに自動音声認識AI「アレクサ」が薬の管理を支援する。そんなノウハウを持ったアマゾン薬局がもうすぐ日本にやってくる――。調剤薬局業界にとっては、まさに黒船到来だろう。「アマゾン薬局」日本上陸すれば既存薬局に大打撃 「ネットで完結」便利さの裏に生じるリスク〈dot.〉
あのアマゾンが処方薬の販売事業参入を検討している――9月5日夜、日本経済新聞がそう報じると、調剤薬局業界に激震が走った。翌日、業界最大手のアインホー...
これまで患者は処方薬を購入する際、紙の処方箋を薬局に提出する必要があったが、来年1月からは電子処方箋の制度がスタートする。これをオンライン服薬指導と組み合わせれば、患者は処方箋の引き換え番号をスマホや電話で薬局に伝えるだけで、好きな場所で処方薬を受け取れるようになる。
アマゾンはこれを機に処方薬の販売事業への参入を目指しているわけだが、それが刺激となってオンライン薬局が普及し、同業者間の競争は激しくなっていくだろう。