匿名さん
「家にお金を入れなさいと言い続けたことが負担だったのかもしれません。次第に家に帰らなくなり、老年と言われる私が子育てをするのは、地獄ですよ。自分一人なら、食事なんてほとんど作らなくていいし、洗濯機を回すのも週に2~3回でいいのに、毎日洗濯しなくてはならない。それまで水道光熱費を合算しても月に1万円もいかなかったのに、3万円近くに増えました。孫娘は自分の立場を理解しているのか、おとなしい。“ママに会いたい”などとも言わないんです。ずっとタブレットを見て遊んでいます。いったい、どんな育て方をされたのか。ときどき不憫になります」【家族の貧困】「出戻り息子が3歳の孫娘の世話を丸投げした…」70歳で子育ての地獄~その2~ | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
取材・文/沢木文 親は「普通に育てたつもりなのに」と考えていても、子どもは「親のせいで不幸になった」ととらえる親子が増えている。本連載では、ロストジェネレーション世代(1970代~80年代前半生まれ)のロスジェネの子ども…
(中略)
「夫の遺産と、私のバイト代で、息子と孫娘を養っている状態です。食費、光熱費、通信費、保育園代……毎月、10万円近くが飛んでいくんですよ。孫は成長するし、息子も再就職したり、再婚したりするかもしれない。でも、この状態があと3年続いたら、間違いなく破綻する。私はとにかく、自分の娘だけには迷惑をかけたくない。そのために頑張ってきたのに、こんなことになるとは思いませんでした」