匿名さん
子どもの預け先がない、働きたいけど退職せざるを得ない…親たちを悩ませる「小1の壁」の苦しい現実(遠藤 奈央子) @gendai_biz
学童保育待機児童数も減りつつある中、それでも高くそびえたつ「小1の壁」。実際には何が問題で、どう備えればよいのか。大人気の民間学童を作った著者が傾向と対策を語った。
小1の壁とは、共働きやひとり親世帯において、子どもの小学校入学を機に、仕事と育児の両立が難しくなることを意味しています。4人に1人が小1の壁が原因で退職や転職を選ぶほど、大きな問題となっています。
■要因1 学童保育の預かり時間は保育園よりも短い
そのため、保護者は勤務形態を変えざるをえないのです。
■要因2 学童施設が不足している
全国的に学童保育の利用希望者数に施設の数が追いついておらず、利用することさえできない家庭も数多く存在しています。
■要因3 小学1年生の下校時間は早い
給食が始まっても、1学期(前期)の間は、週に1日は13時過ぎに下校する日があります。
■要因4 育児短時間勤務が適用されない
子どもの小学校入学のタイミングでフルタイム勤務に戻るのか、それとも退職か、という選択に悩みます。
■要因5 公設学童で勉強のサポートは期待できない
子どもを個別にフォローすることは期待できません。となると、各家庭で親がやるしかありません。
■要因6 恐怖の夏休み
20分程度の勉強時間を確保してくれるところは多いですが、それ以外はずっと友だちと遊んで過ごしています。