匿名さん
婚活市場では"高望み"の部類だが…「年収500万円以上の未婚男性」が最も余っている皮肉な理由 お金があろうとなかろうと婚姻の減少は進む
「金を稼げない男と金を稼ぐ女は結婚できない」と言われます。これは、就業構造基本調査を基にした、年収別男女の生涯未婚率(50歳時未婚率)をグラフ化すれば明らかです。年収100万円未満の男性は約47%が生涯未…
■実数では「年収500万円以上」がもっとも余っている
生涯未婚率対象年齢である45~54歳男女の未婚人口を年収別にみると、未婚男性でもっとも人口が多いのは500万円以上の年収層になります(2007~2017年の10年推移)。これは2007年も同様で、比率にしてしまうと小さくなるのですが、実数としては「婚活女性が高望みといわれてしまう年収500万円以上の未婚男性」がもっとも余っていることになります。
一方、女性の場合は、未婚率と同様に400万円以上の未婚人口がもっとも多くなっています。つまり、未婚率ではなく、未婚人口実数だけでみてしまうと、むしろ「金を稼ぐ男女は結婚できない」ということになってしまいます。
当然ですが、そもそも全員が「結婚したい」と思っているわけではありません。
そして、結婚意欲は、加齢によって下がっていきます。
年齢だけではなく、結婚意欲は年収によっても変わります。ご覧の通り、男性は400万円台までは、年収増に応じて結婚意欲は高まりますが、500万円を超えると急降下します。