匿名さん
冬季うつ病と通常のうつ病との違いについて、「冬季うつ外来」を実施している朝がおクリニック(東京都日野市)院長の工藤吉尚医師は、「過眠と過食」と話す。もしかして「冬季うつ病」? 「寝ても寝ても眠い」「甘いものを欲する」通常のうつ病との違い〈dot.〉
寒さが厳しくなってくるこの時季、気分が落ち込む、疲れやすい、十分寝ているのにまだ眠い、甘いものを無性に食べたくなる、人と会うのがおっくう…&...
「気分の落ち込みなど、うつ病の主な症状にはほとんど違いはありませんが、違いが出やすいのが食事と睡眠です。通常のうつ病は、不眠や食欲の低下などが現れやすいのですが、冬季うつ病では逆に寝過ぎや食べ過ぎになるのが特徴的です。そのほか、一度発症すると毎年繰り返しやすいのが特徴で、20~40代の女性に多いという報告もあります」
「うつ症状は脳内物質の一つであるセロトニンが不足すると、出現しやすくなります。セロトニンは、日光を浴びると分泌されやすくなるため、日照時間が短い冬にうつ症状が現れやすくなるのです」