匿名さん
「これからどれだけ頑張ったところで、そんなにおカネを稼げることはまずありません。また、おカネがいくらあっても、将来の不安は決してなくなりません。ですから、おカネに振り回されず、身の丈に合わせて生活する。そう気楽に考えれば、なんとかなるはずです。老後資金は2000万円以上ないと「路頭に迷う」のは本当か(週刊現代) @gendai_biz
老後資金は2000万円以上ないと路頭に迷うことになる―。そんな言葉を耳にして不安に駆られ、悩みすぎるとロクなことにならない。埼玉県在住の岡田伸介さん(仮名・71歳)も後悔しているという。
まず老後資金が足りないなら、子どもや孫に使いすぎるのをやめましょう。少額の話で言えば、お年玉をあげすぎです。最近では『お盆玉』なんてものも登場しました。高齢者におカネを使わせたいイベントにいちいち付き合っていたら、それこそ破産してしまいます」
子どもの住宅購入費や孫の教育費を援助するより、自分たちの生活の質のほうが大事であることを忘れてはいけない。
あとは健康でありさえすれば、出費を抑えることも難しくない。
「スマホは古い機種で十分です。クルマを軽自動車に乗り換える、安売りのスーパーで計画的に買い物をする、昼間は図書館でゆっくりと読書をする、冠婚葬祭費を見直すなど、いくらでも工夫ができます。貯金が少ないからと悲観的にならずに、生活をコンパクトにすれば、なんとかなると思います」