匿名さん
まず、子供はよく泣きます。我が子が誕生してから、あまりに頻繁に泣くことに驚いた人も多いと思いますが、特に赤ちゃんは全てのサインを泣くことで伝えるためです。まだ言葉がうまく使えない幼児も泣くことが多いでしょう。「子供がうるさい」という通報が増えている。子連れ批判する人たちに、小児科医が知ってほしいこと(マイナビ子育て) - Yahoo!ニュース
近年、公共交通機関などでさえ子供が迷惑がられたり、うるさがられることがあります。「子供の特徴や発達がよく知られていないせいかも」と言う小児科医の森戸やすみ先生に、どういうことなのか詳しく聞きました。
親があやしても、必ず泣き止むとは限りません。眠くてぐずっている時にかまうと、目が覚めてより激しく泣いてしまうことも。親が疲れて限界だったり腰を痛めていたり、抱っこもできない状況だったりすると、声をかけたり、あやすことで余計に泣く恐れがあるため、あえてそっとしておくこともあります。
こうした事実が広く知られていないことが「赤ちゃんが泣いているのに親が放置している」と言われることに繋がるのでしょう。しかし、そうした批判を避けるためにパフォーマンスとしてあやすのは大変すぎます。
親子に厳しい一部の人たちのように「子供が小さいうちは家にいろ」と言われても、当たり前のことですが親だって社会生活を営んでいて買い物などの用事もありますし、他の人と同様に好きなところに行ったりと普通の生活を送る権利があります。
そもそも、子供もかけがえのない社会の一員です。社会で生きていく以上、子供とも無関係ではいられません。自分が苦手だからと排除することはできないのです。そして誰もが子供だったことがあり、多かれ少なかれ誰かに迷惑をかけ、許容してもらって大人になったはず。日本社会が、もう少し親子にやさしくなるといいなといつも思います。