匿名さん
新興ブランドの高価格帯シャンプーが下克上のヘアケア市場、焦る花王の次の一手(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
「ボタニスト」「アンドハニー」「エイトザタラソ」……。12月初旬、都内にあるドラッグストアのヘアケア売り場をのぞいてみると、目線の高さの目立つ棚には、新興メーカーのシャンプーがずらりと並んでいた。
「国内ヘアケア事業の構造改革、ここを立て直せないで花王の再興はない」
2022年8月に開催された花王の決算会見で長谷部佳宏社長は厳しげに語った。長谷部社長は「国内ヘアケア事業はシェアが高く利益も大きかった。待ったなしに改善しなければならない」と焦りを見せる一方、「今までやってこなかった手を打つ」と挽回策も示している。
既存ブランドの改革も行う。低価格帯の「エッセンシャル」からは、1000円程度の新ライン「エッセンシャル ザ ビューティ」を2021年に発売した。髪のキメに着目したコンセプトを打ち出し、パッケージも大きく変更している。新興企業のインパクトのある商品群に店頭で勝てるかが焦点だ。