「子連れスタバ」論争はなぜ起こった?“ソボクな疑問”に批判が殺到したわけは

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匿名さん



「子連れスタバ」論争はなぜ起こった?“ソボクな疑問”に批判が殺到したわけは | 女子SPA!

今年もネット界隈で、育児や子ども絡みの論争を多く見かけた。記憶に新しいのは、はてな匿名ダイアリーで10月に投稿され反響を集めた「なんで子供連れてスタバに来るの?」というタイトルの投稿だ。一見、「子連…
一見、「子連れは迷惑だからスタバに来るな」という挑発的なタイトルに思えるが、投稿内容を見ると「非難したいわけではなく、本当に疑問なので絶対に泣く年齢の子供を連れてスターバックスを利用する親御さんにその理由を教えてほしい」「どうしてファミレスやフードコートという、いくら子供が泣いてもいい(スタバがだめなわけじゃないけど)場所が他にあるのにスタバを選ぶのか教えてほしい」(原文ママ)と、大分トーンはやわらかい。
「日本は子育て世帯に不寛容」とはよく言われるが、嫉妬や悪意からではなく、ただ単に知識や情報がないために不寛容になっている人も結構いるように思う。今回の投稿者も「子育て世帯に寛容になりたい」という気持ちから、「なぜスタバに来るのか」という理由を知りたかったのではないだろうか。

であるならば、投稿者の意図を一切組まずに「子連れはスタバには来るなってか!?」といった批判的な意見であふれかえってしまうと、寛容さは一向に醸成されない。結局は子育てしやすい社会を遠ざけ、子育て世帯の首を絞めることにもつながりかねない。

もちろん、ネット上には意見を主張する子育て世帯を“子連れ様”と揶揄(やゆ)する人も一定数いるため、悪意ある意見と純粋な疑問を見分ける手間が生じる。「なぜ世間から虐(しいた)げられている子育て世帯が、そこまでしなければいけないのか」と思いたくもなるだろう。
それでも、純粋な疑問には誠実に対応していくことが、子育て世帯に対する理解を深め、寛容さを育むことにつながるのではないか。
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