匿名さん
トヨタ店ではクラウンユーザーのなかから「アルファードに乗り換えたい」という人が続出していたとのこと。年配のクラウンユーザーなので、大企業幹部や自営業者で所得に余裕のある人が多く、“孫を乗せて家族でドライブに行きたい”とか、“仲間とわいわいゴルフに行きたい”といったことが理由として多かったようである。なんで高額車がこんなに売れる!? 絶好調アルファードを買ってる人って誰?
いまトヨタのミニバン、アルファードが人気だ。2020事業年度締め年間販売台数では、10万6579台を記録。高級なクルマだが、どのようなユーザーがアルファードを選んでいるのだろうか? トヨタ系ディーラーの全車取り扱いで、オーナーがさらに増えたという。
支払い総額で500万円超えるのも珍しくないモデルだが、富裕層ばかりが乗っているわけではない。年齢層もバラバラで現役子育て層も重要なユーザーである。そのような幅広いユーザーを集める最大の理由が残価設定ローンの存在である。
残価率が50%を超えるだけでなく、いまは現行車の新規オーダーはストップしているが、受注をとっていたころは50万円、60万円引きも当たり前であり、大幅値引きで残価設定ローンを利用すると、ノア&ヴォクシーにチョイ足しするだけでアルファードが手に入ることになっていた。リセールバリューはノア&ヴォクシーを軽く超える高いレベルを維持しており、短期間でアルファードからアルファードへ乗り換える、“アルファード転がし”も横行、最盛期には転売するとお釣り、つまり利益が出たこともあったそうだ。