匿名さん
自分より稼げる女性は「嫌だ」から「ありがたい」へ! 婚活市場で「働く女性」がモテる理由
結婚相談所を訪れる人々へのカウンセリングを通して見えてくる婚活のトレンドから驚きのエピソードまで。変わりゆく「婚活」の最新事情について、婚活アドバイザーの植草美幸が徹底分析するシリーズ【婚活女子の市場価値】。連載第1回は、いま婚活市場で「稼げる女性が最強」と言われる理由についてご紹介します。
■高年収の女性は「嫌だ」から「ありがたい」へシフトした男性
結婚を機に寿退社をするのが一般的だった昭和の時代、共働き夫婦が少しずつ増えてきた平成の時代を経て、令和になると結婚後も女性が働き続けることが当たり前になりました。
平成までは、結婚後も仕事を続ける場合、家事や育児も女性が“やらなければならない”という考え方がまだ多かった印象です。それが令和になり、さらにコロナ禍の不況に後押しされる形で、経済力に自信が持てない男性たちの価値観が変化。ほんの少し前までは、「自分より年収が高い女性は嫌だ」「プライドを傷つけられる」「自分の稼ぎが少ないから家庭を持つ自信がない」という理由で結婚に至らない男性が多くいましたが、「妻が自分より稼いでも恥ずかしくない、むしろありがたい」という考えにシフトすることで、マッチングするケースが増えました。パワーカップルもたくさん生まれています。
稼ぐ女性はプライベートでもしっかりしていることが多く、デートの日程や場所の調整などで頼りがいがあります。一方で、リードするのが苦手な男性にとっては頑張らなくてもいい安心感があり、実は互いに好相性。こうした「女性軸」で動く婚活が増え、男女逆転の現象が起きています。