匿名さん
「レコード大賞」への強烈な違和感…「なぜこの曲が優秀作品賞に?」疑問続出の背景(木村 隆志) @moneygendai
30日17時30分から今年の『第64回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)が放送される。しかし、いつからか受賞者が発表されたときから「レコード大賞」「最優秀新人賞」が発表される放送当日まで、人々から疑いの目を向けられることが常態化している。さらにSNSの浸透で違和感の声はますます目立つようになっているが、その理由にはどんなものがあるのか。放送前に違和感の内容を整理しておきたい。
問題なのは、「なぜこの結果なのか」の説明が不十分で、審査過程や選考基準などがほとんどわからないこと。「売上のみで決定されるわけではない」ことはわかっても、「楽曲のどこを評価したのか」「歌唱力や大衆性はどのくらい加味されたのか」などが伝わってこないから、人々のフラストレーションはたまっていく。
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過去を振り返ると『日本レコード大賞』は、1980年代から1990年代にかけて受賞辞退するアーティストが増え、多くの視聴者が納得できる大賞作ではなくなりはじめたことが大きかった。その後は同一アーティストや所属レコード会社の連続受賞が不自然なほど増え、複数にわたる週刊誌報道もあって、審査に疑いの目が向けられたまま放送が続いている。
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その他で例年目立つのは、「多すぎて何の賞なのかわからない」などと困惑する声。なかでも優秀作品賞と特別賞の違いがわかりづらく、今年で言えばAimerやKing Gnuのファンの間には「なぜ特別賞?優秀作品賞の10組より劣っているのか? それとも辞退したのか?」という疑問の声が見られた。