匿名さん
青木さやか「愛情と分かるけど、すごく傷ついた」 いじられまくった2000年代と今との違いとは:東京新聞 TOKYO Web
「どこ見てんのよ!」の決めぜりふで、2000年代初めにテレビで引っ張りだこだった青木さやかさんに、当時の思いなどを聞いた。(聞き手・石...
—「感謝しながら傷ついていた」の意味は。
仲のいい男性芸人に容姿や性格のことを言われて「奥さんや娘さんに同じことを言います?」と聞いたら、「お前は芸人じゃん」と。芸人にとって「いじる」というのが最大の愛情で、そうと分かっている。だから感謝する。でも、私はすごく嫌だから本当は言わないでほしい。だから傷ついた。
女性よりも男性は、女性を年齢や職業などで「部門分け」していると感じます。私は、家族に言わないことは男の先輩にも言わない。男性は、そこが同じにならないのでは。
—「女芸人の壁」は何だと思いますか。
いじっている人のジャッジを超えちゃうと「いじりにくい」となるので「いいあんばいの女」でいなきゃいけない。そのあんばいを自分では見つけられない。最終判断、主導権を握っているのが男性、ということではないでしょうか。
とはいえ「女たちよ立ち上がれ!」みたいな気持ちはありません。聞かれたから答えた、というだけ。「答えられる時代になった」とは思いますが。男の人にうまく合わせる女でありたいという思いもあり、いろんな感情があります。「北風と太陽」だったら、太陽のようになって男を変えていきたい。私にはできなかったですが。