匿名さん
志賀先生いわく、1割負担時でさえ高齢者の入院費は最低12万~13万円。2割負担となれば、医療費が月3万円弱は上がって約15万~16万円に。これに部屋代(差額室料)などが加算されれば、入院費の捻出は難しくなる。医療費の自己負担額が1割から2割に増加!年金だけでは入院もできず、後期高齢者に降りかかる絶望感「絶食して死を受け入れようとしていた老夫婦」も | 週刊女性PRIME
昨年の秋、後期高齢者のうち、年収が200万円以上、または夫婦で320万円以上の人の医療費の自己負担額が増額された。その結果、入院できず、寿命を縮めている高齢者も増えている。75歳以上のひと月の入院費は、最低でも約15万円!現役の医師が、お金がなくても命を守るための奥の手を緊急提言。
骨折や肺炎といった傷病でも平均入院日数は1か月を超えるので、貯金を取り崩すことになるのだ。
(中略)
厚生年金の受給額は夫婦で月約27万円(*)となるが、夫に先立たれた場合、残された妻の年金は夫の遺族年金と合わせても月14万円弱。2割負担にはならなくとも、入院費の支払いは困難になる。月平均が約5・6万円という国民年金のみの場合は言わずもがなだ。*厚生労働省「令和2年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」より。年金受給額は以下同
「入院費を払えず、生活保護に頼る人は少なくありません。それも諦め、絶食して死を受け入れようとしていた老夫婦もいらっしゃいました。妻のみ運よく一命をとりとめましたが、本当に身につまされる思いでした」