匿名さん
これからもっと服は売れなくなる?「ユニクロ・無印良品」以外はかなり厳しい理由(ビジネス+IT) - Yahoo!ニュース
アパレル業界は厳しい状況に立たされている。コロナ禍によりインターネット販売が伸びたものの、実店舗の売上は大幅に減少しており、店舗の存在意義が問われている。これまでも薄利ビジネスと指摘され続けてきた
アパレル産業は、文化的発展を背景に進化してきた。ヨーロッパ中世以降の社会では、高価衣料は自分の地位や名声を誇示するものとして存在していた。その後、流行を追い求め、一般大衆にまで広がり発展してきた歴史のある産業だが、デジタル化の波がこの産業にも大きな変化をもたらそうとしている。
(中略)
「必要なものだけを作り、使い続ける」という価値観が広がれば、生産の総量が減り、産業そのものの衰退につながる可能性もあるだろう。特に、人口が減少傾向にある先進国では影響が大きいかもしれない。しかし、価値観の変化は不可逆であり、これまでとは異なるビジネスモデルを考える必要がある。
日本のアパレル産業では、ユニクロ、無印良品など一部の企業を除けば、グローバル展開で成功している企業は少なく、ほとんどの企業が国内販売での内需に支えられてきた。価値観の変化に加え人口減少は、そうした国内企業に方向転換を迫るキッカケとなるだろう。