匿名さん
娘には「アッサリしていた」と映ったが、母親の内心は穏やかではなかった。取材に応じてくれた小川ひまりの母親、小川千鶴子さん(仮名・57)は言う。「できることなら辞めてほしかった。でも……」 娘がセクシー女優になった「57歳母親」が涙ながらに語ったこと
セクシー女優という職業の社会的認知度が高まってきた昨今でも、女優が身内に出演の事実を隠しているケースや、親や姉妹兄弟が「受け入れたくても、受け入れられない」という葛藤に苛まれて…
「えーって驚きましたよ。裏の仕事だと思いました。人には言えないって。どうしてそんなモノに出るの……ってショックでしたよ。でも娘は、一度決めたことはいくら止めても絶対に曲げないタイプ。だったら、お疲れ様、おかえりって迎え入れて、行ってらっしゃいって送り出す。それだけしかできないなって思いました。怖くて撮影の内容は聞けないです。聞きたくも見たくもないし」
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家を出た小川は、昼は地下アイドルの活動、夜はガールズバーでアルバイトする日々を送っていた。そんなある日、バイト帰りの早朝のことだった。自転車で渋谷警察署付近を走行中、車と正面衝突する大事故に遭った。
(略)生死の境を彷徨う娘を目の当たりにした母・千鶴子さんは、これまでの娘への接し方を反省していた。
「娘が私を嫌いになって、家を出て行ったのは、私の期待が重すぎたからじゃないか。私の大きな期待が、結果的には今回の事故を招いたんじゃないか……。そんなことをグルグルと考え、ものすごく落ち込みましたし、反省しました。そして考えを改めたんです。これからは、娘には何も期待しない。もちろん否定もしない。ちゃんと健康で家に帰ってきてくれさえすればいいって。そう思ったのですが、AVに出たと聞いたときは信じられない思いでしたし、できることなら辞めてほしかったです。でも、それも私の勝手な期待だなって、今では思っています」(母・千鶴子)